【鳳凰堂】坂高麗左衛門窯『萩焼吉田松陰先生置物』真作保証送料出品者負担

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商品の説明

〇商品説明
吉田松陰先生を象った置物です。デザインのモチーフは松陰神社所蔵の「松浦松洞筆吉田松陰像」と思われ、小品ながらも出来が良く、特徴が良く現れていています。
共箱である紙箱には、「萩史蹟廻記念」とあり、おそらくなにかのイベントで配られた記念品ではないかと思われます。
そして「本家窯元坂高麗左衛門」とあることから、由緒ある萩焼窯元、坂高麗左衛門窯で焼かれたものであることがわかり、本体に刻まれた刻印も「韓峯」となっています。刻印の横にある「チ」の字は管理番号のようなものと推察されます。
九代～十一代が「韓峯」を名乗っていますが、おそらく十代頃の作ではないかと思います。
無傷完品ですが、古いものですので時代の汚れがあります。

『十代坂高麗左衛門』
明治二十三年に九代高麗左衛門の次男として生まれる。号韓峯。
坂窯は現存する萩の諸窯のなかで最も古く、また萩焼本窯の名称にふさわしい、由緒ある窯です。
古くから長州萩藩の御用窯を務め、萩焼の本流を代々受け継いできた家柄でしたが、時代が江戸から明治に移ると、廃藩置県により長州藩は消滅。
坂窯は自らの力で窯を運営していかなければならなくなりました。
以降大正時代にはいるまで、萩焼不振の時代は続きます。しかし不振であったからこそなのか、その時代に当主を務めた九代高麗左衛門と十代高麗左衛門は特に名工と呼ばれ、
最も苦しい時代にあっても、伝統ある窯の火を絶やすことはありませんでした。

1890　山口県萩に生まれる
1909　山口県立萩中学校を中退し、父である九代高麗左衛門に師事する。
1921　十代坂高麗左衛門を襲名。
1931　梨本宮殿下が山口県行啓の際に武徳会山口支部献上の大花瓶を制作する。
1943　工芸技術保存資格者として選定される。
1958　逝去。

〇商品状態
状態：無傷完品。ただし、時代の汚れあり。
刻銘：内側に「韓峯」の字あり。また共箱に箱書きあり。
縦幅：約５cm
横幅：約６cm
高さ：約7.3cm
付属品：共箱・黄布・薄葉紙

〇発送
薄紙で本体を包み、黄布でさらに包んで共箱に収めます。箱には緩衝材を敷いています。
エアーパックで全体を二重に包み、ダンボールに入れて発送いたします。ダンボール内では緩衝材として丸めた新聞紙を使用しております。